EXtelligenceとは
EXtelligenceとは
「経営×IT×現場力」を企業の根幹に据え、情報を知識に変える。
それを実現するのが、知的ものづくりプラットフォーム『EXtelligence(エクステリジェンス)』です。
開発背景
ドイツが推進するIndustry4.0は、国や研究機関、大企業、中小企業が連携した一大国家プロジェクトの様相を呈しています。当社では、Industry4.0を「付加価値ネットワークを通じた『水平展開』」と「『垂直統合』とネットワーク化された生産システム」という2つの軸で捉えています。
これからの中堅·中小企業には、『水平展開』と『垂直統合』をつなぐ点となる生産管理システムが求められます。さらに、その点を基点として戦略的なサプライチェーン·マネジメントシステムを構築し、人·モノ·金などの経営資源をそこに集め、ビジネスモデルを立体的に組み上げていくことで、「次世代のものづくり経営」を実現していくことができると考えています。
そして、もうひとつの大切な要素が「時間」です。ものづくりの現場やサプライチェーンのクラウドネットワークを通して、日々蓄積されていくデータ。そのデータを通してシステムは、自ら学び、AI的に自律的な進化を重ねていきます。そのシステムを扱う人材にもまた習熟が求められ、得られた情報を知識に変え、より高度なものづくり経営に役立てていく知見とスキルを活性化するためのプラットフォームが必要になります。
弊社が開発を手がける『EXtelligence』は、このように立体的·時間軸的にナレッジを蓄え、その知的資源を経営に生かすための土台を提供する、「ものづくり知的プラットフォーム」です。
将来構想
『EXtelligence』は、今後、「EDI」「IoT」の機能だけでなく、デジタル化を推進する「AI」も搭載します。
『EXtelligence』上の、あらゆるサービスで集約されたデータを「AI」が分析し、その分析された情報をもとに、中堅·中小企業の「生産戦略の立案」や「新規取引先とのマッチング」の提案を実現します。
未来を築く中小企業のコネクテッド基盤として『EXtelligence』は、「世界のDXプラットフォーム」へと進化します。
サービス紹介
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企業間で情報共有が簡単に行えるグループウェア(掲示板、アンケート)サービスです。メールや電話といった様々な情報共有手段を統一し、企業間のコミュニケーションのミスやリードタイムを短縮します。また、サプライヤーのBCP(事業継続計画)の取り組み状況をチェックする機能もあります。
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企業間での電子取引を実現するクラウドEDIサービスです。受発注、出荷、検収、買掛などあらゆる企業間取引の情報を電子化できます。モノづくり企業を中心に3000社を超える企業にご利用いただいています。
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EXtelligenceにつながる生産戦略サービスとして、生産計画の立案から受注·出荷·手配計画(MRP手配/製番手配)· 発注·受入·進捗·原価、販売管理機能に至るものづくり情報を総合的に管理します。